------------------------------------------------------------------------
現状のWEBでは、検索エンジンで「東京の名所」という検索をかけた場合、検索対象に「東京」「名所」というキーワードが含まれていないとヒットしません。
つまり、六本木ヒルズや東京タワーと言った東京の名所として知られるスポットのコンテンツがあっても、該当するキーワードをページに含んでいなければ、いくら充実したページでも検索エンジンは認識することができません。
セマンティックWEBでは六本木ヒルズや東京タワーという名詞にも、東京の名所という意味を持つことをコンピュータに理解させることが可能になります。
つまり、先ほどの検索でも、これらのコンテンツがしっかりとヒットするようになります。
セマンティックWEBは遠い夢物語のように思われるかもしれませんが、2012年3月頃に勧告予定のHTML5で、実現に近づくことになります。
では、これが実現したときにはどのような状況になるのでしょうか?
これについて、サイトの構築、運用上、気になる意見を参考にご紹介します。
・今までのような、小手先のSEO対策の効果の低減
検索エンジンは、これまでは、文章に書かれた言葉そのもの、キーワードを検索対象にすることができなったので、さまざまなテクニックがはびこっていました。しかし今後は、ページに書かれた文章の意味を重視してページのランク付けを行うようになるため、よりページのコンテンツが重要になってきます。
・ユーザーが必要とする情報を先読みして提供するサービスの増加
WEBサイト内にどのようなコンテンツがあるのかが把握できるため、検索ワードに対して、ユーザーの求めそうな情報をサイト側が提案してくるようなサービスが増えてくるのではないかと思います。
例えば、「英会話 テキスト」で検索した場合、現状では、単純に英会話のテキストを単純にならべるだけですが、合わせて英会話教室の情報や留学情報、英語圏への旅行情報まで、提示してくれるようなサービスが増えてくるのではないでしょうか。
どちらの予測でも正確なコンテンツ作りをおこない、優良な情報をユーザーに届けるための準備を行っていくことが不可欠となります。その中でも、サイト全体の構成と1ページ毎の情報の整理が重要になってきます。
今行える準備としては、たとえば掲載している書誌情報について、ジャンルわけを明確にし、どのようなことについて書かれていることなのかを整理していくことが必要となります。まさに編集ですね。
また、さきほどの「英会話 テキスト」の例で言えば、実現のためには、コンテンツに関連したさまざまな会社や事業と連携していくことも必要となります。これは、事業を編集する、と言えなくもありません。
編集能力をこれまでと違ったところにも活用していくことが必要となる時代を迎えようとしているということでしょうか。
-----------------------------------------------------------------------------
(寺島)
]]>ブログの口コミがアップされることで、本が認知され買われ、それが口コミになり、また本が売れる、というポジティブ・フィードバックが効いたら、あるいは、口コミ数の増加を元に重版部数を決めることができたら、とても効率的なマーケティングが可能になるでしょう。
今月書いたクライアントレポートでは、書籍の売上とブログに書き込まれた数(言及数)の関係を、東京工業大学大学院総合理工学科で研究していることを知りましたので、その3本の論文を紹介しています。
また、研究結果を踏まえた、本の口コミマーケティングを考えてみました。
研究論文の内容ですが、1本目は、2009年度のベストセラー6点について解析しており、本のジャンル毎で売上と言及数の相関の大きさが違うことが観測されています。
また、2本目では直木賞・芥川賞について、受賞前・受賞後での売上・言及数の変化を解析しています。
さらに3本目では、夏の文庫フェアのアイテムで、売上に先行して言及が増えるという現象が起きていないかを調査しています。
これらの論文はまさに学術論文だったので、かなり読み込むのに苦労しました。また、現場の感覚としては、これらの論文で解析している対象では、なかなか売上と言及数の相関は見えにくいのかな、とは思いました。
しかし、このような試みが、効率的なマーケティング手段の発見につながるのではないかと思います。
引き続き、この研究室の取り組みはウォッチしていきたいと思っています。
今回のクライアントレポート7月号にご興味がおありでしたら、mm[at]dcube.co.jp ([at]は@に置換してください)にその旨お申し付けください。レポートの全文PDFをお送りします。
その際、当社の「出版業界を生き抜く! ネット活用研究所メルマガ」をまだご購読いただいていないようでしたら、お手数をおかけしますが、あらかじめ、こちらのメルマガ登録ページからお申し込みください。よろしくお願いいたします。
(寺島)
]]>【日時】2010年8月10日(火) 15:00~17:00
【場所】日本教育会館 第5会議室
〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2-6-2 TEL:03-3230-2831
http://www.jec.or.jp/koutuu/index.html
【概要】電子書籍ソリューション説明会
・電子書籍ソリューションサービスの内容説明
-サービス概要について
-組版データから電子書籍配信データ制作までのワークフローについて
-配信データ制作について(XMDF、ドットブック、MCBOOK)
-iPad/iPhoneアプリ制作・販売について
-ビジネスモデル・料金について
・電子書籍データ制作デモンストレーション
・MCBOOK紹介(モリサワ様)
・ディキューブ販促ソリューションLPOの紹介
※内容に若干の変更がある可能性があります。
【参加申込方法】参加は無料です。
下記URLよりお申し込みください。
http://www.hg-prt.co.jp/seminar1/index.html
なお、現在、萩原印刷が手掛けた下記iPad/iPhoneアプリが、App Storeで好評発売中です。
[東京創元社様] MM9(iPad・iPhone版)
[祥伝社様] 陽気なギャングが地球を回す (iPhone版)
[祥伝社様] 陽気なギャングの日常と襲撃 (iPhone版)
ペイドメディアが新聞に限らず効きが落ちてきたり、ネットでアーンドメディアの力が非常に強くなってきた中で、オウンドメディアだけが自分が好きなようにコントロールできるメディアであること、また、投資効果が蓄積でき、さらにそれが測定できること、などからオウンドメディアの果たす役割が増してきているのではないか、という問題意識が広まってきているようです。
何冊か本も出てきているので、それらを読み込んで、出版社さんとしてどんなことが考えられるのかまとめてクライアントレポートを書こうと思っています。その時は、こちらでも告知しますので、ご期待ください。
(寺島)
そろそろ何か書かないと、と思っていたところで、個人のツイッターでちょっと書いた、直接出版社さんのお役立ちネタではないのですが、ちょっと興味深くお読みいただけるのかな、というものがありますので、これをアップします。
たまたま楽天ブックスを見ていて、ある本の在庫部数の表示があったのですが、「残り後○個です」という表示になっていました。本に対して残り○個はないですよね~。
そこで、アマゾンを調べたら「○点在庫あり」となっていました。「点」もアイテムを指すような気がして落ち着かないと感じます。
ちなみにセブンネットショッピングは在庫数表示はありませんでした。
とはいえ、アマゾンにしても楽天にしても、いろいろなアイテムを扱っているので、本は「部」なり「冊」を入れるとして、CDだと「枚」とかになるし、アマゾンはさらにギターの弦やら調理器具、種などもあって、どう数えたものか。商品カテゴリごとに切り替えるのも面倒ですよね。
日本語は不便です。
(寺島)
]]> 先日、出版社のホームページでどんな情報があると書店員としてうれしいか、というテーマで、複数の書店員さん(大手チェーンの方2名、都心の小書店の方1名、販促会社の方1名)に当社にお越しいただき、ヒアリングをしました。
かいつまんで内容をお話しすると、大手書店の方は、普段、定点観測的に出版社サイトを見るわけではないが、問い合わせを受け困ったときに参考にする、という意見が強く、一方、小さい書店さんでは、注文書は便利、ということをおっしゃっていました。やはり大手書店は小書店さんと異なり版元や取次のフォローも手厚いので、積極的に情報を取りに行くというスタンスではないようです。
出版社が力を入れている本かどうかを知るのに、出版社の特設サイトがあるかないかはひとつの判断材料にする、とのことで、出版社サイトの情報が薄いと売りにくい、との声には、みなさん、うなずいていらっしゃいました。
当社にはLPOという、本のマーケティング企画+特設サイト制作パッケージサービスがありますので、仕掛けたい商品がおありの際には、ぜひ検討ください(笑)。
いずれ、当社では、出版社さんが、書店向けにどのように情報提供をすればいいのか、というテーマでセミナーを実施したいと考えています。
お楽しみに。
(寺島)
]]> インターネット活用の最大のメリットは、ユーザの動きをデータとして把握できることにあります。
そのための最適なツールとして、Googleの「Google Analytics」がありますが、操作が難しい、とか、データを見て何をしたらよいか分からない、という声をよく耳にします。
そこで、6月23日(水)と29日(水)、当社セミナールームにて、上記セミナーを行い、押さえるべきポイントを絞り込んで、その見方と活用方法をお伝えします。
セミナーの内容は両日とも同じものです。
なお、当社クライアントの有斐閣様にご協力をいただき、実際のサイトの数字を見せていただくことが可能となりました。臨場感のあるセミナーとなりますので、奮ってご参加ください。
詳細・お申し込みは、下記リンク先のPDFをダウンロードしてください。
http://www.dcube.co.jp/seminar3/seminar1006.pdf
ご応募お待ちいたしております。
]]> ただ、類似の作品と比べてどうでしょうか? あるいは全15段広告を出しているということに対しての費用対効果という点ではどうでしょうか?
ちょっと考えてみます。
同じ新文化オンラインに、「「死化粧」(渡辺淳一)の無料公開閲覧者数、1日半で1万人突破」ともあります。
『死化粧』の閲覧数というのは、これはアンケート記入をさせた上での数字である一方、『親鸞』では不要で、誰でも見られます。通常、アンケート入力をさせると、アクセスの2割~3割に落ちるのが通例で、し化粧は、アクセス数としては2万~3万はあったのではないかと思われます。
それから、『死化粧』は公開直後は新聞広告なしで、プレスリリースだけでした。『親鸞』は閲覧開始日に全15段広告をかけています。
これらのことを考えると、『死化粧』の方が、閲覧までたどり着かなかったとしても、本の認知、ということでは高い費用対効果を挙げているのではないかと思います。
ただし、絶対数、も大きな指標ですので、最終的には、どの数が今回のキャンペーンで一番重要なのか、ということになります。
ところで、前のエントリでもご案内していますが、今週中に当社メルマガをお申し込みいただくと、既存顧客向けレポート「出版社のフリー戦略」がダウンロードいただけます。このレポートでは、『死化粧』や『FREE』を始めとした、いくつかの事例の比較や、フリー戦略の今後を考えています。
お申し込みをお待ちしております。
(寺島)
当社では毎月、既存のお客様向けに小レポートを配布していますが、今月配布のレポートは、「出版社のフリー戦略」ということで、このところの著名事例をまとめるのと同時に、今後の展開を少し考えてみました。
このレポートを、このたび当社で配信を開始する「ネット活用研究所」メルマガに5/21(金)までに
http://www.dcube.co.jp/mm/index.html
にお申し込みいただいた方に、PDFファイルを特別に差し上げます。
メルマガ自体も、貴社のお役に立つと思いますので、この機会にぜひお申し込みください。
(寺島)
]]>メトロポリタンプレス様で刊行された期待の新刊『ゲーテに学ぶ 賢者の知恵』で、この本では、ゲーテの名言を集め、簡単な解説をつけています。そこで、この本で紹介しているゲーテの名言をツイッターアカウントを立ち上げて配信し、この本への認知を広げる施策をとっていただきました。
ツイッターは一つの書き込みで最大140字までと制約が大きいのですが、名言は字数が少なく、また、転送も容易ということで、今回のような用途には向いているメディアと言えます。さらに、日本のツイッターサイトの訪問者は、今年の2月で750万人を超えたという調査も出ており、現在、このゲーテの名言アカウントへの登録者は順調に増えています。
加えて、さまざまなキーワードで検索エンジン広告も出稿し、認知度向上を狙っています。これで新規の潜在読者へのリーチがコンスタントに出来ているようです。
発売とリリースが間もないので売れ行きとしてはこれからですが、参考にしていただけるのではないでしょうか。
(寺島)
]]> ところで、LPOについては、ちょっと耳なじみのない言葉ではないかと思います。
Landing Page Optimizationの略となります。
逐語的な意味合いでは、ネットで商品の認知を高め、結果に結びつけるお手伝いをする、ということになります。具体的には、本を読み解いて、どのようにすればネットで潜在読者にリーチ出来るかを検討し、それを本の特設ページに落とし込む、という作業を行い、本についての認知・関心を高めることを目指す、というのが典型的な例となります。
大きな成功をした例としては、先日セミナーを行ったみすず書房さんの『フロム・ヘル』が挙げられます。このプロジェクトでは、特設ページだけでなく、ブログを立ち上げたり、コミックのコマを抜いて映画の予告編のようなトレーラーを作ったりしました。
この本はアメリカン・コミックで、みすずさんの典型的な本のように新聞広告で認知を高める施策が打ちにくいということでお話をいただいたのですが、そもそも新聞広告が効きにくくなってきている、という状況もあると思います。
そのような出版社さんの問題意識にそぐったサービスをしていきたいと思っています。
なお、みすず書房の事例については、セミナーの内容をまとめた資料がありますので、こちらのリンクからお申し込みください。
現在、続々と受注しています。近いうちに、さらなる成功事例もまたご紹介できると思いますのでお楽しみに。
(寺島)
お話の中で、書店数が大きく減っているというのには大変驚きました。以前から減っているということは存じていましたが、この10年で35.4%減って、15,000店を切った、という資料を頂戴しました。
それに対して、というところで、最後におっしゃっていた、リアルの書店は読者とのコミュニケーションをとるべき、というお話に感銘しました。その例として、高知の書店の金港堂さんが、『世界文学全集』の予約申し込みを世田谷区の書店全体よりも多く取られた、というものを挙げられていました。
この他、河出書房さんで取り組まれてきた、VANや電子書籍、35ブックスなどの試みは、一出版社というよりは業界全体としてのトピックでもあり、大変興味深くおうかがいいたしました。
その後、2次会の懇親会にも参加したのですが、前半と合わせて3000円というのは安いですね~。わいわい騒いで帰ってきました。
(寺島)
ところで、今回のセミナーは、当社のスタッフや、会場にいらした方、さらに、登壇者の方もツイッターで実況していたのですが、その結果として、当社サイト、そしてこのブログへの訪問者数が、通常の2倍から4倍と、大変多くなりました。
ツイッターのタイムラインを見ていると、セミナー当日から何日か、当社の @dcube_seminar 、またはセミナーのハッシュタグ #d3seminar_100310 (または、当社のミスで、こういうハッシュタグも紛れています #d3seminr10310 ) での発言が多数あり、さらにそれらがツイッター上であちこちに引用され、当社サイト・ブログへの来訪につながった模様です。
セミナーは、来場者に情報を伝達する、という役割が目立ちますが、一方でイベントという側面もあり、同時性とエモーショナルな共振という側面もあります。
ツイッターは、文字という形ではありますが、それを、会場外にも広げる効果があります。それを典型的に示しているなあ、と思いました。
今後の当社のセミナーも、テーマを問わず、ツイッターでの実況はしていこうと思っています。
(寺島)
僕はビジネス書好きなもので、いろいろディスカヴァーさんの本は持っていて、いくつかとても勉強になった本もありつつ、出版社として読者とのコミュニケーションをどう取るのかはとても関心があるテーマで、半分偵察(?)気分でお邪魔してきました。
『太陽にほえろ』のテーマ曲・設定にそぐってスタッフを紹介していく、とても手の込んだビデオを流したり、読者代表のような形で2名のブロガーの方と編集長の方との対談があり、会場で持参した本の読書会あり、ととても盛り沢山でした。
特に、勝手連的に読者の間で立ち上がっている読者会に参加していた人もかなり参加していたため、最初から、参加者同士でどうもどうも、というやりとりがあった上に、どうも普段から、そういう読書会に編集者の方が出向くようなこともあるようで、会場とスタッフの間も和やかな雰囲気があり、会場の一体感があったと思います。
この盛り上がりは、特にディスカヴァーさんは出されている本に一定のディスカヴァーらしさが保たれていて、対読者、あるいは読者間の求心力が保たれやすいという面があると思います。
また、現在、本が売れないことの結果として、発行部数が少なくなってきていますが、だからこそこのような施策が取りやすくなっているとも言えます。
いずれにせよ、この第1回の参加者の人達はより一層、ディスカヴァーさんへのロイヤルティを高めたでしょう。本読みとしては、他の出版社にもこのような試みが広がっていって欲しいなあと思います。
(寺島)
]]>【書き込み・コンテンツ】
使い方の基本・マナー
人が訪れやすい(フォローされやすい)話題づくりとは?
書き込むネタをどう見つける?
人が乗ってくれるネタ、引かれるネタについて
【ツイッターの効果】
現状分析
将来性
ツイッターを利用してのマーケティング実績例
ツイッター利用によってどのような効果が見込めるか、または実際にみられたかということ。
ツイッターで反応があった事例(書店から等)
ツイッターからのランディングページのしかけ
出版社での、ツイッター使用の意義・可能性(広告効果はあるのか)
(セミナー担当 寺島)
]]>