2011年12月28日
今年最後のアップ
当社は今日が仕事納めです。
それも午前いっぱいまでだったのですが、今頃まで仕事してました。。。
午前は大掃除でその後は年賀状書きでした。年賀状を書いていると、久しぶりにご連絡することになる方も多く、サイトがどうなっているのかなど見ているとついつい時間が過ぎていってしまいますね。
今年を振り返りますと、後半、いろいろな引き合いをいただきまして、特に年末に向けてどんどん忙しくなる、という状況で、ブログの更新は反比例してできなくなってしまいました。
ネットを活用してくださいとお願いしている立場上、これではまずいので、新年からは更新頻度を元のせめて週一回を維持したいと思っています。
ただ、それでも、メルマガの方は月2回発行を維持していました。
メルマガを読まれていな方がいらっしゃいましたら、ぜひご購読いただければと思います。
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それで、今年、特に思ったのは、単にネットにサイトを立ち上げました、というだけでなく、いかにそれを活用して売上を上げていくのか、紙の本の販促への強い意気込みを感じたり、あるいはサイト自体での売上確保、というような流れが徐々に出てきているなあ、というところです。
これは、個人的には、ネットが普及することで、読者や書店と、著者や出版社がよりよく関係性を築けるようになってきている、ということを意味していると思い、作業は増えますが(^^;、とても楽しくなってきたなあと思います。
来年は、より一層、出版社の皆さまのお役に立てるよう頑張るつもりです。
よろしくお願いいたします(寺島)。
2011年04月18日
成熟期を迎えたネットにおける出版社の新規事業展開
この記事は、4/12配信の「出版業界を生き抜く! 「ネット活用研究所」」メルマガの記事を若干修正し掲載しています。メルマガのご購読はこちらから。
昨年12月、日本経済新聞出版社より、成熟期のウェブ戦略―新たなる成長と競争のルール
という書籍が刊行されました。出版社が電子書籍をどう位置づけるか、ということにもかなりの分量を割いており、大変興味深い内容でした。
当社では、毎月、既存顧客向けにレポートをお届けしていますが、今月のレポートでは、この本のうちのウェブでの新規事業展開についての内容について、出版社がどう取り組むべきかというところを特に考えながら、簡単にご紹介しています。
まず、現状整理として、野尻氏はこの著書で、ネットの普及率の高まりやユーザの経験の深まりにより、ネットでの新しい事業の立ち上がりが速くなってきていると言っています。
お得なクーポンを販売するサイトである米グルーポンは2008年12月に立ち上がったのに、2年ほどで世界20カ国以上に展開し、1000万人以上のユーザを獲得したとのことです。このビジネスの鍵は、クーポン情報がクチコミで広がることにありますが、ツイッターなどのSNSがすでに普及していたため、このよ
うに速い事業展開が可能になったということです。
また、美人時計も、サービスを開始してから9ヶ月でmainichi.jpを上回る月間2億5千万PVを稼ぐようになったということで、時間を見るという、あまり気づかれていないニーズにうまくはまったことで、大きなビジネスになることを示している、とのことです。
このような中で、出版社ならではの事業機会の方法論として、まずソーシャルコマースがあると思います。ソーシャルコマースの一つとして、ゴルフダイジェスト社の出資したゴルフダイジェストオンラインを例示しています。
ゴルフダイジェストオンラインは2000年にサービスを開始し、ゴルフ用品のEC、オンラインでのゴルフ場予約、ゴルフ関連のコンテンツ制作・広告の3本を事業の柱として展開しています。
さらに、サイトでゴルフに関連するブログやサークル機能を提供しており、特にプロゴルファーやレッスンプロも利用しているとのことから、サイトへの大きな吸引力を発揮しているとのことです。
同社と同様のビジネスは、専門出版社様では、その専門知識を活かし、自社だけでなく他社の本も販売したり、その知識をうまく商品化していくことも比較的、考えやすいように思われます。
その他、このレポートでは、ニュースやコンテンツの有料化の際の必要要件の仮説を3つご紹介していたり、有料コンテンツを購入するユーザセグメントや事業の立ち上げ方を紹介しています。
このレポートをご希望の方は、お手数ですが、mm[at]dcube.co.jp ([at]は半角のアットマークに置換してください)に「成熟期を迎えたネットにおける出版社の新規事業展開」希望の旨お書きいただき、メールをお送りください。折り返し、添付ファイルでレポートをお送りします。また、当社のメールマガジンに登録させていただきます。よろしくお願いいたします。
(寺島)
2011年03月16日
東日本大震災に遭って
東日本大震災の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
被災地のみなさまの一日も早い復旧をお祈りしております。
当社への地震の影響ですが、社員が出社できない、というものが一番大きかったです。
月火は相当、動く路線も本数も絞られており、出社できない人間が複数出たり、出社に4時間半かかったという者もいました。今日は、まだ出社が難しいスタッフもいますが、だいぶ改善されてきたようです。
また、お客様にご提供しているサーバは一部の例外を除き、基本的に、データセンターに格納されており、データセンターは耐震強度が極めて高く、また停電になったときも自動的に瞬時に自家発電に切り替わるので、仮に計画停電等にあっても問題なく稼働を続けます。
一方、出版業界への影響は、被災地の書店の稼働という問題にとどまらず、紙が手配できないとか取次から書店への配送が2日に1回になるなど、これまでにないインパクトがあるようです。
今回、自らも直接被災しなくても、さまざまな影響を受けた真っ只中で暮らし、仕事をしていて、ネットが普及していて本当に助かりました。
電車の運行状況がテレビやラジオがなくても簡単に自分の好きなときに調べられたり、ツイッターで時々刻々とした状況がアップされているのを見て、効率的に動けたと思います。
地震からの日々、当社ならではの能力で、出版業界そして震災からの復旧にお役に立てればと考えています。
(寺島)
2011年03月01日
グルーポンで注目の共同購入型サービスの可能性
この記事は、2/16配信の「出版業界を生き抜く! 「ネット活用研究所」」メルマガの記事を若干修正し掲載しています。メルマガのご購読はこちらから。
年始に、販売したおせちが謳っていたものより品質が悪いということで大きくメディアで取り上げられたグルーポンですが、どのようなサービスかご存知ですか?
グルーポンサイトが提供しているのは、一定時間内にさまざまな割引や特典付きのクーポンへの申込が一定数あった時に初めて売買が成立するサービスで、手法としてはフラッシュマーケティングと言います。短い時間で販売してしまうことからフラッシュ( flash )という形容詞が使われ、また、日本では共同購入型サービスとも言われます。
限られた時間の中で一定数の申込を集めるために、ターゲットとなりそうな消費者間でツイッターなどを使った口コミが起きやすく、それによりクーポンの認知、ひいては、サービス提供者の認知が自然と広がることを狙っています。
ただし、通常価格の5割引きというような、赤字覚悟の魅力的な割引や特典を付けないと口コミは広まらない上に、サービスサイトに手数料を支払うため、クーポンの販売はそれで利益を上げるというよりは、宣伝広告活動の一環として位置づける必要があります。
米ウィキペディアによれば、アメリカのグルーポンは2008年の10月に設立され、グルーポンでのクーポンの売れ行きのように会社自体も大きくなり、昨年11月にはグーグルが53億ドルで買収提案をしたことが報じられています。
日本でも、ルクサ社の調査によれば、2010年4月に初めての共同購入型サービスが始まってから9ヶ月余りで170超のサイトが立ち上がり、累計の売上が51億円になったとのことです。また、現在、米グルーポンの日本法人であるグルーポン・ジャパンとリクルートの「ポンパレ」の上位2社がそれ以外の会社と大きな差がついているとのことです。ただ、まだこれから有力企業が進出するとも言われているようです。
出版社では、再販制度があるため、単純に割引ということは難しいのですが、英治出版が『「カタリバ」という授業』で、カタリバへの1口1000円の寄付と引き換えに、定価1575円の書籍を贈呈するキャンペーンを行ないました。寄付が100 口に達した時点でのみ寄付が成立するという仕組みで、同社プレスリリースによれば、開始からわずか10 時間で100 口の寄付が集まったとのことで、いろいろ工夫することで販促に活かすことが可能です。
また、電子書籍の場合は、再販ではないため、まさに共同購入の仕組を取り入れた「ブックーポン」 http://bookoupon.jp/ というサービスもあります。
今後、共同購入の市場はさらに大きくなると予想され、今年は200億を超えると予想されています。従って、共同購入というサービスの認知がますます広まるものと考えられ、いろいろな手立てが必要ではありますが、本や雑誌の販促に使っていけるのではないかと思います。
(寺島)
2011年02月03日
バナーは押されない
この記事は、昨年の12/27配信の「出版業界を生き抜く! 「ネット活用研究所」」メルマガの記事を若干修正し掲載しています。メルマガのご購読はこちらから。
書名などで、よくオーバーなタイトルをつけて読者におやっと思わせるテクニックがありますが、これはそういう「釣り」ではなく、本当にバナーは、運営者の期待ほどには押されにくい傾向があることがアクセスログ解析で分かってきました。
大きさにもよりますが、100ピクセル程度×50ピクセル程度のものでは、およそPVの0.5%も押されていればまずまずの成績で、0.1%程度で普通ぐらいではないでしょうか。
これは、書籍・雑誌の表紙画像でも同様です。
これは、バナーはページの中で背景のようになっているためではないかと言われています。
みなさんも、直近で、ご自身がバナーを押された経験がどれぐらいあるか考えてみるとご納得いただけるのではないかと思います。
ちなみに、FLASHで数秒ごとに自動的に切り替えて、複数のバナーを表示できるローテーションバナーについても、切り替わるためにある程度目を引く、と言われていましたが、先ごろ、あるクライアントで導入していただいたUserInsight という高機能なログ解析ツールの熟読マップという機能を使って見られた度合いをチェックしたところ、期待したほど注目を集めていませんでした。
これを踏まえた当社の新しい取り組みとして、リニューアルなど、全面的にデザインを見直す際には、一般的なセオリーとして、基本的なコンテンツはバナーを使わずに誘導できるよう、ナビゲーションや、ページのコンテンツを格納するボディの部分に収めるようご提案しています。
もちろん、既存のサイトについては、話題性やコピーなどの諸条件が揃い押されているケースもありますので、まず実際の数字を押さえる必要があります。
サイトを構築・運用していく上で、定期的にログ解析を行いながら、実際の運用がどのようにパフォーマンスをあげているのか、を把握し、それに基づき改善していくことが重要と思います。貴社でご覧いただくか、当社のログ解析サービスをご利用いただき、そこから改善のヒントを得ていただければと思います。
(寺島)
2011年01月31日
今話題のフェースブックとは?
この記事は、1/25配信の「出版業界を生き抜く! 「ネット活用研究所」」メルマガより転載しています。メルマガのご購読はこちらから
フェースブックをご存知ですか? http://www.facebook.com/
このところ、フェースブックを題材にした映画『ソーシャル・ネットワーク』が公開されたり、『週刊ダイヤモンド』や『週刊エコノミスト』でも特集され、また、活用本が何点も立て続けに刊行されてきています。
フェースブックは、世界最大のソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)で、socialbakers.com によれば1月13日に6億ユーザを超えたそうです。日本の代表的なSNSはミクシィやGREE、モバゲータウンですが、それぞれ約2000万人程度です。もちろんサービス間の重複もあり、実際にSNSを利用した人口
は6000万人ということはなく、ずっと少ないでしょう。
多くのネットサービスと同様、フェースブックもアメリカから始まり、今は世界各国に広がって、このような数字を達成しました。PV数もグーグルを抜いたということです。
日本のSNSと大きく異なるのは、実名で登録することを求められる点です。システム的に偽名登録を排除する仕組みもあるということで、実名で、リアルの人間関係をネット化することでのベネフィットを追求するサービスとなっています。
特に普及しているアメリカでは1.48億人がユーザということで、ユーザ層は高年齢層にまで広がり、孫との連絡にも使われるほどだそうです。
また、ファンページという公開されるページを持つこともできます。これは企業活動の宣伝・PRなどに活用されています。アメリカのスターバックス、コカ・コーラはファンページへの登録者が約2000万人いる、ということで、自社ホームページを持つことの意義を問われるようになるかも知れないとさえ言われ始めています。
さて、日本ではどこまで利用が伸びるか、ですが、現在、日本のフェースブックのユーザ数は200万人ということで、既存のSNSには及ばない数となっています。これは、日本人はこれまで実名登録に慣れていないと言われていること、また、これらのSNSに先に会員になっていて改めてSNSに入りたいとは思われにくいこと、などが理由として言われています。
さらに、特にミクシィはフェースブックを意識し、そのさまざまな機能を取り入れてきてもいます。
直近でフェースブックをネット活用の軸としていくのは時期尚早かも知れません。ただし、実名でリアルのつながりをベースにしたファンページの活用は、いずれ日本にも広がることを想定して実験していくのは面白いかもしれません。
また、海外のユーザ数が多いことは大変魅力的です。日本でトップクラスのファン数である無印良品が1万人であるところ、代官山のアパレルブランド「satisfaction guaranteed」は英語でも発信することで、アジア各国のユーザを中心に、ファンページの登録者が20万人を超えています。そして、日本で
の店舗は代官山だけですが、シンガポールに出店しました。
アジアなどでの出版活動に積極的に取り組まれる出版社様では戦略的な取り組みが可能かも知れません。
(寺島)
2011年01月14日
ネット戦略を担当する部署(新版)
遅ればせながら明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
私たちの窓口になっていただく部署は出版社ごとでまちまちです。時々、「どういう部署が担当になるものなの?」というお尋ねをいただくので、継続的にお取引をいただいている出版社35社について集計をしてみました。
なお、集計に当たり、複数の部署が関わっている会社様の場合は、メインの窓口となっていただいている方のいらっしゃる部署、ないしは、ネットに関する会社の稟議を主に起案されていたり、ということで振り分けました。
また、2年半ほど前に同様に、ネット戦略を担当する部署の集計をしてみているので、これと比較しながら検討してみました。
結果は、営業・広報担当が最も多く、15社で40%強を占めることとなりました。現在の出版社ホームページの主要な役割が広告・広報・営業であることが多いことからすると、非常になじむ結果といえます。以前の集計とほぼ同様のシェアとなっています。
次が編集担当で、11社、31%となりました。ここが若干増えています。一因としては、以前より、雑誌や企画ごとのサイトを制作することが増えていて、それらは編集が発注する、ということが増えていることが挙げられます。
その他、社長・重役がご担当というところが4社(11%)、ITまたは電子書籍担当、というところも3社(8%)、印刷窓口1社、通販担当1社、となっています。
少し目立つのは、総務担当というところがなくなっています。より、具体的で、戦略的な業務として位置づけようという流れが強まっているのか、と思われます。
担当部署決めの参考になれば幸いです。
(寺島)
| 部署名 | 社数 |
| 営業・広報・広告など 広義のマーケティング担当 | 15 |
| 編集担当 | 11 |
| IT・マルチメディア担当 | 4 |
| 社長/重役 | 3 |
| 総務担当 | 0 |
| 印刷窓口担当 | 1 |
| 通販 | 1 |
| 合計 | 35 |
2010年12月27日
出版社のネット戦略への取り組み傾向
当社では毎年秋に、お客様満足度調査を行って、さまざまな項目の満足度、そして、総合の満足度をおうかがいしています。
その中で、どのようなネット施策に関心があるのかもおうかがいしており、その結果をグラフにまとめてみました。

オレンジの棒グラフと数字は平均を示しており、そこから上下に伸びるヒゲは標準偏差を示しています。標準偏差は、実際の値の散らばり具合を示す値で、値が大きいとよく散らばっており、小さいと散らばりが小さくなります。
基本的に、例年、平均・標準偏差とも同じ傾向を示しています。平均の値が大きいのは読者への「商品情報提供」や「個別ネットプロモーション」、「SEO」、「電子書籍」となっています。また、標準偏差については、先に上げた平均が高い項目は標準偏差が小さく、どの出版社でも高い関心を示しています。一方、平均が低いものは標準偏差が大きいことを示しています。
これは、他社がやっていない、関心が低い項目であっても、自社にとっては関心が高い、という施策があることを示し、ネットの施策について、同じような問題意識の出版社はあるとは言え、単に業界全体の流れを見ているのでは不十分で、個々の出版社で考えていかないといけないことを示していると言えます。貴社の会社全体の戦略的課題、あるいは業務運営状況などを勘案しながら検討していく必要があるでしょう。
なお、当社の総合満足度については、昨年の3.68から3.75へ若干ですが上がり、また、合わせて標準偏差も0.78から0.72へ下がっており、多少なりとも満足度、そしてその安定度は高まったと考えています。
引き続き、お客様より高い評価をいただけるよう、努力していく所存です。
このところ、ブログの更新は月2回ペースを維持できていたのですが、12月は力尽きました。。。
来年は週1回以上の更新を目指したいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
良いお年を。
(寺島)
2010年11月12日
勉強会のご報告
先日こちらで告知しました、会員情報活用に積極的に取り組んでいる朝日出版社様、慶応義塾大学出版会様をお招きしての勉強会の様子を簡単にレポートします。
朝日出版社様では4万人の会員情報を持ち、定期的なメールマガジンの配信や、会員のうちの雑誌『CNN ENGLISH EXPRESS』の定期購読者向けに申込期限切れのご案内などを配信されています。
当日は、これらの配信に伴う、メールの文面のクリックの実績などもお話しいただき、タイトルのつけ方などいろいろ工夫の余地があるとのことでした。
慶應義塾大学出版会様では、大学出版会としてのミッションもあり、慶應大学の卒業生を中心としたコミュニティづくりに取り組んでおられます。
そのためのサイトとして、慶應ブッククラブ
なお、10月度のクライアントレポートでは、メルマガのクリック率や具体的な施策などについて、より詳細にレポートし、今後のさらなる会員情報活用について考えています。
もし、このクライアントレポートにご興味がおありでしたら、mm[at]dcube.co.jp ([at]は@に置換ください)まで、その旨お申し付けください。レポートの全文PDFをお送りします。
なお、今回のレポートの配布は、出版社様に限らせていただきます。大変恐縮ですが、お申し込みの際には、所属社もお知らせくださいませ。
よろしくお願いいたします。
(寺島)
2010年10月12日
高遠ブックフェスティバルに行ってきました
下記は、9/27配信の「出版業界を生き抜く! ネット活用研究所メルマガ」の編集後記を若干修正しています。
9月の連休に長野県伊那市高遠で行われていた高遠ブックフェスティバルに、最終日である23日、行ってきました。
高遠は飯田線の伊那市駅からバスで30分ほどかかるところにあり、そもそも伊那市でさえ、新宿から電車や高速バスで3時間半から4時間はかかる、というようなところにあって、高遠に行くのは大変不便なのですが、
「”ブックツーリズム”(本を核とした観光のスタイル)を基本とする町おこしのプランです」
-ホームページ開催概要より-
ということで、わざとそのような場所を選んで行っているイベントです。
もっとも僕にとっては、長野は縁のあるところでもあり、田舎が好きなので、それほど苦にならないのですが(笑)。
ところで、肝心の盛り上がりですが、この日は、午後まで猛烈な雨が断続的に降り、あまりイベントをやるのにはふさわしくないような天候でした。それでも、結構な人が町のメインストリートを行き来していて、それなりに成功しているのかな、と感じました。
雨で実施されなかった企画もあったようでしたし、またさらにそもそも最終日ということでイベントも概ね終わってしまっていたのですが、町のそこここに並べられた古本を中心に見て回りました。品揃えは業界人を意識してか、業界本の比率が微妙に高いように感じました。その狙いにはまり、ついつい何冊か買っ
てしまい、重い本を持って帰ることになったわけです。。。
それはさておき、このようなイベントは東京かその近辺で行われることが多いのですが、人口減少の続く町を活気づけることができるのなら、読書人として、業界人として素朴に何かできればと思います。
(寺島)



