2005年04月14日
mixiの本 林信行・野田幾子著
mixiの本

¥1300
isbn=4757211333
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私の担当しているクライアントのアスペクト様より一冊献本を受けたので拝読
した一冊です。
ミクシィ入門者向けにやさしく、使い方のイメージを書き込んでいます。
ミクシィは、日本発のソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)の一つで
すが、その中で最も参加人数が多く、この本の刊行時点では40万人を超えた
のだそうです(※1)。
ソーシャル・ネットワーク・サービスとは、端的に言えば、友達紹介・交流サー
ビスです。
ミクシィの他のサービスに対する優位性の源泉は、日記機能やコミュニティ機
能が充実しているところだ、と言われています。この本によれば、ミクシィ運
営会社の代表笠原氏は、やはり、開発の際これらの点を意識していたとのこと
です。
サービス参加者ごとに作られ、他の参加者から見てもらう自己紹介ページには、
マイミクシィという知り合い一覧や参加コミュニティ一覧が掲載されていて、
どんな人と知り合いでどんな趣味や興味を持っているかがよく分かるため、全
然会ったことのない人でも親しみがわき、私自身ここで知り合いになった方が
何人もいます。
さて、およそ10万も立ち上がっているミクシィのコミュニティを次から次に
見ていくと、著者や作品のコミュニティが多数立ち上げられているのが分かり
ます。その中に混じって、出版社のサイトも上がっています。
たとえば、みすず書房や河出書房新社、国書刊行会など。またラインナップ名
義で立ち上がっているコミュニティでは、白水Uブックス、ちくま文庫などな
どが挙げられます。
コミュニティを見ている限りではあくまでも一般の読者の方が運営されている
ようです。そしてこれらに共通する特徴として、キャラがはっきり立っている
ということが挙げられます。
このようなコミュニティは、読者が自分が好きだから勝手に自社の本を宣伝し
てくれてしまうというありがたい仕組みです。
mixiに限らず、ネットではさまざまなコミュニティやファンサイトが続々と立
ち上がっています。
単発の企画としての強さも当然必要ですが、自社の出版企画やラインナップに
ついて、それが生まれやすいように組み立てていくことが、ネット人口が過半
数を超えさらに増えている中で、以前にも増して重要になってきていると思い
ます。
※1 現時点では50万人を超えたそうです。(寺島)



