2007年11月13日
春秋社様のホームページをリニューアルしました
ご報告が遅れましたが、春秋社様のWebサイトを2007年9月にリニューアルいたしました。
以前の春秋社様のホームページは、かなり以前に作成されたもので、全てのページが静的ページで作成されているなど、デザイン・更新作業の両面で色々とご苦労があったようです。
ユーザビリティという点でも「フレームが使用されている」「検索機能が五十音順のリンクのみ」など、決して使い勝手がいいサイトではありませんでした。
こうした状態をなんとか改善したい、ということで弊社が今回のリニューアルをご担当させていただくことになりました。
今回のサイトリニューアルで、まずデザインの点で留意したのは、
・創業から80年以上という歴史を感じさせる落ち着きのあるもの
・仏教書を多く手がけているため、そのイメージを髣髴とさせる
・シンプルかつ、見やすい
ということでした。
最終的に、人文・心理・仏教・音楽といった主要ジャンルのキーワードから、人の心のうつろい、宗教、人と人との関係性、音楽のリズムといったものを連想させるイメージとして、同心円状のオブジェクトを使用しました。
また、余白を広く取ることで、格調性と「本物志向」を表現し、背景には出版社ということで紙のイメージを。色は春秋社様のご要望であった濃いグリーンとワインレッドをベースにしました。
おかげさまで春秋社様だけではなく、利用者の方々からもご好評をいただいております。
また、機能面では、検索やニュース表示、おすすめ本の掲載などの基本的な機能はもちろんですが、他にもいくつかの点で特徴的なものを追加いたしました。
ひとつは、以前に河出書房新社様のトップページリニューアルの際にもご紹介させていただいた、FLASHバナーの導入です。FLASHバナーを利用することで「限られたスペースで動きのあるサイトを作る」ことが実現できます。
ふたつめは、「著者マスタ」の作成です。
通常のサイトでは、著者や訳者、監修者のお名前は、各書籍の情報として登録されています。
春秋社様では、こうした著者の方のお名前だけでなく、著者の略歴や著者ホームページなどもご紹介したい、というご要望がありました。しかし、この場合、著者の略歴などの内容が変更になった場合、その著者の方が関わる全ての書籍のデータを書き換える必要が出てきます。また、同じ著者の名前でも、登録する人間によっては文字を間違えて入力してしまったり、姓と名の間にスペースがあったりなかったりと、統一された表記にならない、といった問題もあります。
こうした問題を解決するために、著者のデータを書籍のデータとは別に持ち、そちらに著者データをまとめてしまいました。それが「著者マスタ」です。書籍のデータに著者を登録する場合は、その「著者マスタ」からのデータを引っ張ってくるようにすることで、著者名の表記が書籍ごとに異なってしまうこともなくなり、また著者の略歴も「著者マスタ」を書き換えるだけで、全ての書籍に反映されるようになっています。
この「著者マスタ」という機能は、同じ著者の作品が数多くある、といった出版社様にとっては非常に便利な機能です。
最後に、Webサイトとは関係ありませんが、このWebサイトに掲載している書誌情報で、そのまま出版目録を作成できる、といった機能、というよりも運用サービスも行っております。
通常、出版目録というのは通常の書籍と同様に、ページごとに組版データを作り、赤入れ・校正を行って最終的に本にする、という流れが一般的だと思います。
しかし、この場合ですと「目録を作りたい」と思ってから書籍のデータを入力し、新たに組版し、赤入れ・校正するという手間がかかります。
弊社のNETPublishersでは、Webサイトの書誌データを、そのまま目録用のデータとして利用することができ、目録の表示パターンさえ決めてしまえば、簡単に目録を作成することが可能です。つまり、Webサイトの書誌情報さえ最新かつ正確なものになっていれば、赤入れ・校正の手間が大きく削減され、作成しようと思えばいつでも最新のデータで目録が作成できるということです。
このように、一見普通のWebサイトに見える春秋社様のホームページですが、運用面でもご紹介した機能をはじめとした様々な工夫を凝らしています。利用者にとってだけでなく、運用側にとっても使い勝手がよいサイトになったと思います。
Webサイトのリニューアル、というとどうしても利用者から見える範囲のデザイン、機能といった部分にばかり意識がいきがちですが、弊社では運用する出版社様にとっても、運用のしやすさ、データの有効利用など、リニューアルした意味のあるサイト作りをさせていただいております。
これも出版社専業のWebサイト作りを続けてきたからこそできることだと自負しておりますので、Webサイトのリニューアルをお考えの出版社様は、是非一度お声掛けいただければと思います(坂川)。
2007年04月11日
MovableTypeのアップグレード
このDcublogを動かしているシステム、MovableTypeをver3.2からver3.4にアップグレードしてみました。
アップグレード作業のついでにプラグインディレクトリの中から便利そうなプラグインをいくつか導入してみましたのでご紹介します。
1.ALPSLAB clip!
住所を書き込むだけで地図を記事上に表示してくれるプラグインです。
例えばディキューブの住所は東京都文京区後楽2-21-12なのですが、これを記事上に表示したい場合は、
[map:文京区後楽2-2-12]
と記載することで下記のような地図を自動で書き出してくれます。
2.ArchivePage
長くなったアーカイブページを分割して表示してくれるプラグインです。
Dcublog: 記事クリッピングのページが長くなりすぎていたので導入してみました。
3.Trackback Ping Link Lookup
トラックバックスパム対策のプラグインです。
トラックバックスパム対策プラグインは、日本語以外の言語によるトラックバックを排除する、MT BanASCIIや、トラックバック用URLにNofollow属性を追加してくれるNofollow等もありますが、最近の海外のスパムは狡猾で日本語混ぜてたりするんですよね。
そんなわけで、今回は「記事に対するリンクのないブログからのトラックバックを排除する」Trackback Ping Link Lookupを選択しています。
4.GoogleAnalytics
5.GoogleAdSense
MovableTypeからボタン一つでGoogleAnalyticsやGoogleAdSenseの管理画面にログインできるようになるプラグインです。
「別にブックマークから行けば良いじゃん」と思ったりもするのですが、個人ではなく会社で利用している場合、担当者しかパスワードが分からないことも多いだろうと、入れておきました。
6.MT4i
本当はプラグインではありませんが、定番カスタムの一つ、MTの記事を携帯対応にしてくれるMT4iも設置しておきました。
実際にどんな風に見えるのかは、下記で御確認ください。
(良ければついでにブックマークも!)
http://blog.dcube.co.jp/cgi-bin/mt4i.cgi?id=1
QRコードはこちら。

他にも、メールフォーム機能を追加してくれるMailFormや、コメント欄にCaptcha機能をくっつけてくれるCaptcha Pluginなども設置しましたが設置をしたところで残念ながら時間切れです。
まとまった時間ができたら、この辺もちゃんと設定します。(清水)
2007年03月28日
有斐閣様の採用情報ページ
株式会社有斐閣様のホームページで、
採用情報ページを作成いたしました。
有斐閣様は明治10年創業の歴史ある出版社です。
しかし、その【伝統】の印象が強すぎるのではないか?
そのような話から初回のヒアリングは始まりました。
扱っている書誌や、社の歴史から、“有斐閣”のイメージは【堅実さ】や【伝統】といった面が強くなりすぎているように思える。特に採用情報のページを見る人には、そういった一面的なイメージだけで判断して欲しくない、といったご要望があり、『伝統と【進取】の出版社の求める人材とは』というキャッチを設定しました。そして、明るく、はっきりとした色使いや、メニューナビを右に配置するなどして若々しさを演出し、【進取】を表現してみました。
また、実際の職場の雰囲気を読者(応募者)に届けたい、というご要望もありました。そこで、各職場を撮影させていただき、その写真を多く配置することにしました。私も同行いたしましたが、撮影の際の社員の皆様の和気藹々とした雰囲気を、多くの写真から応募者の方に感じ取っていただければ、と願っております。
ページ制作において、目的が何かをはっきりとさせることはとても重要です。弊社では、必ずヒアリングの場を設け、お客様のご要望を伺い、取りまとめてから、実際のページ制作に取り掛かります。そのため、当初の目的に沿い、理に適ったページを生み出すことが可能です。
また、お客様自身で目的がはっきりとしない場合も、お気軽にお声掛けください。目的の輪郭を打ち出すお手伝いをさせていただきます。多少なりともお力になれるかと思いますので、よろしくお願いいたします。(三原)
2007年02月15日
河出書房新社様の特集ページ
河出書房新社様のホームページで、
・『CLAMPもこなのオキモノキモノ』特集ページ
・新堂冬樹『仮面の王国』連載ページ
を作成いたしました。
『CLAMPもこなのオキモノキモノ』特集ページは、人気マンガ家であるCLAMPさんのテイストを生かし、明るくかわいいページを作成してみました。CLAMPさん直筆のイラストがFLASHで動くなど、遊び心のあるものになったと思います。
新堂冬樹さんの新連載『仮面の王国』は、KAWADE Web Magazineの新たなコンテンツとして追加されました。基本はMovable Type利用したブログですが、テキストをコピーされる危険を防ぐため、FLASHを使用しています。著作権の保護という意味ではPDFを使用する方法もありますが、PDFの場合はAcrbat Readerを起動する必要があります。FLASHの場合はブラウザでスムーズに閲覧することが可能です。
またコンテンツの作成という面でもPDFの場合は手間がかかりますが、こちらは基本がMovable Typeですから更新はブログ形式で行えますので、簡単です。
弊社ではサイト全体の作成・リニューアルだけでなく、こうした特集ページやブログなどについてもデザイン・制作をしておりますのでご興味がありましたら是非お声をおかけください。(坂川)
2007年01月17日
河出書房新社様のトップページをリニューアルしました
2006年12月に河出書房新社様のトップページをリニューアルしました。
2005年の12月にサイトをリニューアルしてから一年が経ちましたので、イメージを一新させること、より来訪者の利便性を高めることを目的としたリニューアルとなります。
今回のリニューアルの主な内容は以下の3点。
・FLASHバナーの導入
・デザインの変更
・更新情報の充実
FLASHバナーは、「限られたスペースでいくつもの情報が提示できる」という利点と、「見た目にも動きのあるサイトになる」という二つの大きなメリットがあります。また、バナーを入れ替えるだけで見た目の印象が変わりますので、コストパフォーマンスも高いです。最近では多くの出版者様のサイトで見かけるようになりました。
デザインの変更点としては、これまで一冊の本を大きく取り上げていましたが、それをスペースを縮小した上で上下三冊ずつ、計6冊紹介できるようにしました。ここには新刊を中心に、テレビや新聞などで話題になっている本などが紹介されます。
一冊の本が長い期間紹介されてしまうとトップページの表情が変わらず飽きられてしまいます。また多くのジャンルを扱う河出書房新社様だからこそ、多様なジャンルの本の紹介をできるようにという考えに基づいています。
また来訪者の利便性を高めるために、通常バナーで行っていたブログや特集の紹介をテキストでの表示に変更しました。バナーからテキストへの変更というと一見レベルダウンしたかのように思われるかもしれませんが、日常的に更新されるブログや、不定期に行われる特集などの更新情報は、テキストにすることによって更新情報の取得が容易になります。
更新情報の充実化という点ではRSS配信にも力を入れ、上記のブログや特集の更新情報だけでなく、最新ニュースやイベント情報、さらにはトップページ全体の更新情報についてもRSSで配信しています。
トップページは出版社の顔であると同時に、情報の集積地でもあります。見た目のイメージだけでなく、必要な情報はどこにあるのか、その情報は新しいのか古いのか、といったことにまで気を遣ってトップページをデザインするということが必要です。
今回のトップページリニューアルによって、河出書房新社様のブランドイメージと、サイトのユーザビリティという両者を向上させることができたのではないかと思います(坂川)。
2006年11月27日
電子書籍作成ソフト Actibook を導入しました
ディキューブでは、スターティア株式会社開発の電子ブック作成ソフト「Actibook」を導入致しました。
従前利用していた、同様の設計思想のソフトウェア「ActionBrowser」から乗り換えた形になります。

表示したいページのPDFかJPEG画像を用意し、このソフトウェア上で作業を行うと、上記のようなFLASHビューアーが作成できます。
(テキスト検索機能などがあるため、フォント埋め込みPDFを推奨します)
ディキューブのクライアントでもActionBrowserやActibookを独自で導入されている出版社は多くあり、幾つかの出版社では、それにあわせてNETPublishersを改修しています。
玄光社様



以上のクライアントのWebで、NETPublishers+ActionBrowser or Actibookが実装されています。
ちなみに、ディキューブでは自社でActibookを導入しておりますので、もし、「試しにやってみたい」「次の目玉商品に使いたい」という御要望がありましたら、1冊単位で作成し納品することが可能です。
月額4万5千円でのレンタル(最低契約期間1年)か90万円での一括購入と多少値のはるソフトウェアでもありますので、ご予算の都合や作業時間にお悩みの出版社の方がいらっしゃいましたら、お声掛けください。
もし、既にディキューブと御取引がありましたら各担当者へ、新規のお客様でしたら03-3811-4203、またはinformation[at]dcube.co.jp ([at]は@に書き換えてください)に御連絡ください。
2006年08月30日
気になった記事2件
2006年06月05日
6月15日・22日の版元ドットコム有限責任事業組合発足記念シンポジウムのお知らせ
版元ドットコムニュース � 6月15日・22日の版元ドットコム有限責任事業組合発足記念シンポジウムのお知らせ
■■6 月15 日(木 18:30~)
テーマ: 「データが変える出版流通 書誌・書店・売上」
■■6 月22 日(木 18:30~)
テーマ: 「物流が変える出版流通 協業化・無伝化・オンライン化」
どちらのテーマも、出版の今・もしくは近々の未来の姿です。
今週の新文化・文化通信あたりで告知が出てしまうと思うので、確実に見たい、と思う方は今のうちに申込を。
2006年03月01日
トランスビュー 創業5週年
誰もがその仕組みに注目せざるを得ない出版社・トランスビューが4月で創業5周年とのこと。(おめでとうございます!)
エントリーを読むと、創業からこれまでを振り返るという形の連載が始まりそう。更新が物凄く楽しみです。
> どうしてもこの時期にはこれだけの部数、あるいは売り上げが必要だから、という感覚はまったくない。
この一文読むだけでも、出版社として「異質」だなぁと思います。
2006年02月27日
河出書房新社websiteのRSSをご存知ですか?
昨年Dcubeにてリニューアルした河出書房新社のwebサイトではジャンル別の新刊情報をRSS形式にて配信しています。http://www.kawade.co.jp/np/rss.html
何のために?と聞かれてしまうと説明が難しいのですが、RSSの使い方を知っている方々には、色々な形でその情報を伝えることができるようになります。
たとえば、このRSSを使ってページ埋め込み型のティッカーを設置してみましょう。
ai-Lineという会社のai-Ticker が簡単なので、これを使ってみると。
こんな風に新刊情報を表示させることができるようになります。
個人的にはこうして流れる表示は見辛くて好きじゃなかったりしますが、一覧形式で表示させたり、タイトルだけを表示させたりとツールによって色々と特徴があるので自分好みのものを探してブログに貼り付けたり出来ます。
コアなユーザー層に指示されていたり、専門的な分野に強い出版社だと、特に有効だと思います。
ティッカーは勿論、RSSリーダーを御使いの方であれば、お気に入りの出版社の新刊チェックに使うことができるわけで、個人だけではなく、対書店への情報発信としても有効ではないでしょうか
蛇足になりますが、
以前、とある方に「RSSの説明のしかた」を教わったのですが、40代の方であれば、「勝手にエアチェックしてくれる便利ツール」と言え、とのことでした。
web上のコンテンツが「ラジオ番組」で、検索エンジンが「番組表」。そして番組表から自分の登録した番組を自動的に抜き出してくれる便利機能がRSSリーダーと。
おー、結構分かりやすくないですか?
投稿者 d3admin : 13:36



