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2011年06月23日

さまざまなソーシャルメディアの活用

 この記事は、2011/6/14配信の「出版業界を生き抜く! 「ネット活用研究所」」メルマガの記事を若干修正し掲載しています。メルマガのご購読はこちらから。

 ツイッターやミクシィなどは総称してソーシャルメディアと呼ばれており、出版業界に限らない、さまざまな業界でのマーケティング施策で、ソーシャルメディアの活用が注目されています。今年は特に、急激にユーザ数を増やしたフェースブック(Facebook)なども現れ、ソーシャルメディアの数が増えてきました。手段が増えるという点ではいいとは言え、問題なのは、ソーシャルメディアの活用に当たっては、自らも盛り上げるために書き込む必要があるなど、続けるのが大変という点です。

 今回はまず、日本ではまだ目新しいフェースブックの特徴を紹介しながらツイッターやミクシィとの違いを見ていき、さらに会社でソーシャルメディアを活用する上で重要な、効果測定の考え方を検討しています。

 フェースブックについてのご紹介は当ブログにアップしてありますので割愛します。

 ソーシャルメディアの活用は、大きく、2つに分けられます。1つは、短い間に口コミが広まることで一気に売上につなげる、という「バズ・マーケティング」、2つ目は、中長期的に潜在的な読者を育成し、購入意向を高めていくという「ロイヤルティ・マーケティング」があります。
 いずれにしても、売上で、ソーシャルメディア施策の巧拙を評価するのは難しいと言わざるを得ません。それは、ソーシャルメディア以外の、例えば、オンライン書店やリアル書店での在庫状況、あるいはそもそもの本や雑誌の企画などの要因も多数重なって売り上げが作られるからです。

 このことを考えると、認知度や関心度の向上など知ってもらったかどうか、あるいは新規購入意向・継続購入意向の向上や友人・知人への推奨意向の向上など態度が変容したかどうか、などが、ソーシャルメディアだけで直接的に達成できることで、これらを目標とすべきです。そのための指標をいくつかご紹介しています。

 ただし、これらの数値はスピーディに測れません。これらはマーケティングの最終的な評価を行う指標(Key Goal Indicator、KGI)で、測りやすい下位の指標(Key Performance Indicator、KPI)を置いて、これらの相関関係を見ていくことで、施策が機能しているかを追いかけることが容易になります。効果測定をすることで、投資対効果が分かり、どのような改善が可能か、あるいは、施策として機能しているかを判断することができるようになります。

 ただし、最初から相関関係が分かるわけではなく、しばらくは手探りで運用せざるを得ないことも多いので、いきなり大きな取り組みを始めるのではなく、テスト的に小さく始めることが好ましいでしょう。

 このレポートをご希望の方は、お手数ですが、mm[at]dcube.co.jp ([at]は@に置換ください)に「さまざまなソーシャルメディアの活用」希望の旨お書きいただきメールをお送りください。
 よろしくお願いいたします。

投稿者 d3admin : 10:59 | トラックバック

2011年06月17日

メルマガの活用

 この記事は、2011/1/11配信の「出版業界を生き抜く! 「ネット活用研究所」」メルマガの記事を若干修正し掲載しています。メルマガのご購読はこちらから

 ディキューブでは、去る12月7日、東京創元社編集部の小浜徹也次長とパイプドビッツ社BtoBtoCソリューションユニットの杉山俊輔様をお招きし、メールマガジン活用の勉強会を行いました。
 今回のクライアントレポートでは、勉強会で話された東京創元社様の取り組みを中心に内容をご紹介しながら、メールマガジンの活用についてさらに考えてみています。

 東京創元社様では現在、メールアカウント数で8000を超えているということで、このうちの約20%がケータイのメールアドレスということでした。それまでは15~16%だったのが、この1年で数%増えたということです。東京創元社サイトには、ケータイ用サイトもあるため、これぐらいの量になってくると、ケータイ向けのメルマガも同時に発行してもいいかも知れないとお考えです。
 メルマガ登録への誘導手段は、サイトはもとより、帯の折り返しや新聞広告での告知、また昨年から始めたツイッターが主なものとなっています。このところは、特にツイッターからの流入が多いそうです。

 この結果として、東京創元社様では、先日、米澤穂信の新刊のサイン本を、メルマガを中心に告知し、ネット限定販売したところ、200冊が半日で売れたとのことでした。ただし、これは例外で、通常は100冊用意して、80冊が1週間で売れるというペースだそうです。
 梱包など、それなりに手間はかかるとのことですが、返品がないことを考慮すれば、サイン本の販売はメリットは大きいと考えているそうです。

 このような成果を上げている東京創元社様のメルマガでは実読率が10%ぐらいと想定されているのですが、ある出版社様では推定60%以上、という実読率をあげていたりするそうで、出版社メルマガではどんなコンテンツがありうるか、また、読まれやすい文面の工夫など、クライアントレポートの本編では、より詳しくお役に立つ情報が掲載されています。

 もし、今回のクライアントレポート2010年12月号にご興味がおありでしたら、mm[at]dcube.co.jp ([at]は@に置換ください)に「2010年12月号」レポート希望とお書き添えの上、お申し付けください。レポートの全文ファイルをお送りします。
 お気軽にお申し込みください。

投稿者 d3admin : 20:53 | トラックバック

2011年06月08日

おすすめ本の紹介『ストーリーとしての競争戦略-優れた戦略の条件』

 この記事は、5/2配信の「出版業界を生き抜く! 「ネット活用研究所」」メルマガの記事を若干修正し掲載しています。メルマガのご購読はこちらから

 先日、2011年ビジネス書大賞を『もしドラ』と分け合った、『ストーリーとしての競争戦略』(東洋経済新報社、楠木 建著)は、『もしドラ』のように一般書として気軽に読めるような本ではなく、定価が2800円で本文が500ページもある経営書なのですが、刊行から10ヶ月で10万部を超えた、とのことで異例のヒットとなっています。 

 この本はタイトルにもあるように戦略論の本です。競争が厳しいなど、経営環境的には決して恵まれていないのにも関わらず、長期的に安定的な利益を上げ続けるために戦略が必要となります。しかし、その戦略も、他社に簡単に真似されてしまうようなものでは、それで上げられる利益もわずかの間のわずかな額にしかならないでしょう。

 競争戦略は、ポジショニングと組織能力の2つに大別されます。この本ではいくつもの「ストーリーとしての競争戦略」で成功している企業がいくつも紹介されていますが、例えば、スターバックスの例で言えば、この2つは、・ポジショニング:会社でも自宅でもなくくつろげる場所として店の雰囲気や出店などをしていくことなど
・組織能力:スタッフの教育、また、雰囲気を維持するためほぼ直営のみとするというようなことなどが挙げられています。

 そして、それぞれの細かな戦術が矛盾なく、お互いの効果を相互に強め合う形で組み合わされることによって強固な戦略となり、ストーリーを持って語れるようになります。
 この時初めて長期的に安定的な利益を上げ続けることが可能になります。また、その戦略の中の戦術は全体の一つとして存在するときのみ有効に機能し、その一部だけを真似するとかえってパフォーマンスが落ちるとのことです。

 この本で紹介されているさまざまな競争戦略はサウスウェスト航空やデルなど有名なものもありますが、あまり知らなかったガリバーインターナショナル、マブチモーターなどもあり、また、それぞれの競争戦略は、ストーリー、つまりお話としてとても面白く引き込まれます。だからこそ、スタッフにも分かりやすく伝わり、それらの会社のスタッフは全社的な戦略を踏まえながら、他の部署の人々と連携しながらいきいきと仕事ができるのではないかと著者は言います。
 また、この本自体、内容はハードな経営書に分類されますがしかつめらしさは全くなく、多少なりとも経営書を読まれた方なら、すらすら読めるでしょう。

 厳しい出版業界でもいくつか、長きに渡って好業績を上げている会社があります。このような会社が、細かな戦術をどのように組み合わせているのか、改めて考えてみたいと思いました。
 さらに、ネットを活用する上では、先のメルマガでご紹介した新しい事業を展開していく場合には、特にこのような検討が重要だと思います。また、通常のコーポレートサイトを構築する際などにも、これまでの戦略を強化するためにどのようなことをすべきなのか、どのようなことが実現されるべきなのかを考えるヒントがあると思います。(寺)

投稿者 d3admin : 15:15 | トラックバック

2011年06月01日

フェースブックページ制作事例のご紹介

 この記事は、5/26配信の「出版業界を生き抜く! 「ネット活用研究所」」メルマガの記事を若干修正し掲載しています。メルマガのご購読はこちらから

 先日、中経出版様の新刊、『ほんとうに使える論理思考の技術』について、フェースブックページのカスタマイズをリリースしました。
http://www.facebook.com/honron?sk=app_163105123751240
 フェースブックは、アメリカ発のソーシャルネットワークサービスで、今年、急激に日本でも利用者が増えてきました。フェースブックページは、企業がフェースブック上で宣伝広報活動を行う際の拠点となるページです。
 フェースブックページにある「いいね!」を押すと、そのページのファンになったということで、ページの更新情報がユーザに通知されるようになります。また、このとき、ユーザの「友達」に「いいね!」が押されたことも知らされます。ある人が気に入ったフェースブックページは、その友人たちにも気に入られる可能性が高いので、口コミ的な効果があります。

 今回当社では、この本のフェースブックページに、「本の紹介」というページを制作し、その魅力を伝えるようなコンテンツを追加しました。
 特に、このページでは、「いいね!」ボタンを押した人限定で、特典動画を見られるようにもすることで、「いいね!」を押してもらいやすくする工夫もしています。

 このプロジェクトでは、ご予算の関係で原稿は全て支給でしたが、当社では読者にアピールするための内容のチェックなどを行い、制作クオリティと合わせ、高くご評価いただきました。
 このリリースに合わせ、いわゆるアマゾンキャンペーンも行った結果、配本から数日で重版がかかっています。

 当社では、フェースブックでのPRは、新しいことへの関心の高い、またはスキルアップへの意欲の高いビジネスパーソン向けの本、あるいは実用書で有望ではないかと考えています。
 お気軽にご相談ください。

投稿者 d3admin : 11:08 | トラックバック


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