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2007年09月27日
原点に触れる
昨日は会社を早く上がって、青山ブックセンターの『「英語の本はむずかしくない(か?)」 柴田先生と読んでみる英語の本』を聴きに行きました。
僕は、最近はサボリ気味なのですが(^^ゞ、英語の勉強をしていたのと、それよりも何よりも、僕が出版業界に入ろうと思ったのは、もう20年近く前ですが、柴田元幸さんが訳された『鍵のかかった部屋』を読んだからです。紹介しているのは後に出たuブックス版ですが、僕が持っているのはハードカバーの初版です(ちょっと自慢)。吉祥寺の弘栄堂の平積みで、この本が浮き上がって見えたことを今でも覚えています。
柴田さんのお話はユーモアにあふれていていろいろ笑わせてもらったのと、僕の英語の力や読書量では区別しにくい英語の文体のお話(オースターはヘミングウェイを源流とする、美辞麗句をちりばめないアンチ美文派で…、などなど)、あるいはオースターのプライベートの話(オースターは日本人メジャーリーガーに注目していて、今一番のお気に入りは松井なのだそうで)とか、こんなに面白い講演が会費500円とは、費用対効果良すぎるなあ、と思います。
講演のあとは、サイン会で、事前に買っておいた「シティ・オブ・グラス」に柴田さんのサインをもらってしまいました(^_^)V。
サインを頂戴する際、『鍵のかかった部屋』を読んで出版業界に入ろうと思って、というお話を差し上げたところ、「それはひどい業界に入ってしまいましたね」と言われました(^^ゞ。
というわけで、今日も少し気分がハイです。
(寺島)
投稿者 d3admin : 2007年09月27日 19:20 : カテゴリ プロデューサーの業務日誌
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