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2007年01月30日
スムーズにリニューアル作業を進めるために
1件、新規の出版社様で大きなホームページリニューアルをさせていただくこととなり、要件定義の作業をしています。
要件定義というのはシステム構築でよく使われる用語で、あまりなじみがないかもしれません。
ホームページを作る際、どの順番でどんなものをどんな風に作るのか、ということについて、クライアント側でまとめていただく必要があります。その作業を出版社さんご自身でされるのではなく、私たちが代わりに行うものです。
当社は出版社のネット活用についてさまざまなノウハウを持っています。さらに、一定の手順を踏んで第三者的な立場で整理するため、どの部署からも納得性の高い方針立案が可能となります。その結果、実作業の進行がスムーズになったり、高いクオリティを実現させやすくなります。
実際の作業としては、ホームページでどんなことを実現したいのか、関係各部署のヒアリングを行います。具体的にどんなページを作りたいのかということだけでなく、どんな業務をやっていて、どんな課題があるのか、ネット上の問題に限らずおうかがいします。さらに、可能であれば、この時、アクセスログを解析して、現状のサイトの人気コンテンツを知ったり、また意図と違って不人気だったりするようなコンテンツを把握したり、というようなことも行います。
この作業を行うことで、全社的な事業のあり方を踏まえ、何がホームページで改善できるのかを洗いざらい検討することができます。その上で、当社のネット活用のノウハウも織り込んで方針をまとめていきます。
実際、こんなページが作りたい、というお話をお伺いしているだけだと、例えば、よく考えてみると最初からあまり使われる見込みがないものだった、あるいは急ぐ必要はなかった、といった理由で費用対効果の低い開発をしてしまうことがあります。
無駄なようでも最初に時間を掛けて、現状サイトの実績を把握し全社の事業方針と整合させつつ、各部門のご要望を取り入れた方針を立てておくと、無駄な開発を防ぐとともに具体的な作業進行がぶれることを防げます。
この作業では、予算を踏まえながらやるべき開発の優先順位をつけていくために当然、先送りになってしまう案件も出てきます。そのため、開発のロードマップも作ります。仮に部署間でやりたいことの優先順位が違ったとしても、全社的な方針の下に優先順位付けをしていって、とりあえず見送りになったものもいつ頃ならできるのか、という見通しがあれば、納得性が高くなります。
また、トップページのデザインでどんな要素をどのように目立たせるのか、ということを考えるためにも必要な作業です。これもロードマップ作りのときと同様、部署間で自分の担当のものを目立たせたい、というような主張が対立しやすいものですが、全社的な方針があれば、それほどぶれることがなくなります。
実のところ、ホームページを作る物理的な作業自体はさほど難しくない、いわゆる力仕事です。難しいのはホームページにどのような機能を持たせて、出版社の事業の役に立たせるのか、また、部門間の対立しがちな要望をどうやってまとめるか、というような、戦略的、あるいは人間的な問題です。
私たちはここからお手伝いをしていっています。
(寺島)
投稿者 d3admin : 2007年01月30日 15:31 : カテゴリ プロデューサーの業務日誌
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