この記事は、2012/5/10配信の「出版業界を生き抜く!『ネット活用研究所』」 メルマガの記事を若干修正し掲載しています。「出版業界を生き抜く!『ネット 活用研究所』」メルマガのご購読はこちらから。 GoogleAnalyticsは毎月のようにどこかの機能が変わり、アクセスログ解析 の専門家もぼやくほどです。特に、昨年後半からリリースされた機能のいくつ かは興味深いもので、今回のレポートではその中で「ユーザーフロー」を中心 にご紹介し、出版社サイトでどう活用できるのかを考えてみました。 ユーザーフロー機能は、さまざまな切り口で、サイトへの来訪者を分類した 上で、それぞれの切り口ごとにどのページが入り口となり、さらにそのページ から次にどのページに行ったのかのフロー図で示します。 GoogleAnalyticsにログインし、標準レポート>ユーザー>ユーザーフロー で見ることができます。 左上にあるディメンジョンタイプをトラフィック>参照元/メディアに切り 替えると、ヤフーやグーグル、ブックマークなどからどのようなページに来て いるのかが分かります。 ご好意により、慶應義塾大学出版会様の4月一か月のものを掲載しましたが、 それぞれでどのように異なっているのか、歴然と図に表れています。 これは来訪元により読者のニーズが異なるからで、それを踏まえ、どのよう にサイトを充実させていけばいいのか、検討しています。 この他、レポートでは、リアルタイムのアクセス状況が見られる「リアルタ イム」機能もご紹介しています。 レポートをご希望の方は、mm[at]dcube.co.jp ([at]は@に置換ください) に「GoogleAnalyticsの新機能」レポート希望の旨お書きいただきメールを お送りください。 お待ちしております。
この記事は、2012/4/25配信の「出版業界を生き抜く!『ネット活用研究所』」 メルマガの記事を若干修正し掲載しています。「出版業界を生き抜く!『ネット活 用研究所』」メルマガのご購読はこちらから。
ソーシャルメディアとして、フェースブック、ツイッター、ミクシィ、グリー、 モバゲータウンなどが挙げられます。 グリーやモバゲータウンのメインのユーザー層は、携帯ユーザで若年層中心 ということでそれ以外とはっきり違いますが、フェースブックやツイッター、 ミクシィの間でユーザ層の違いはどの程度あるものなのでしょうか? またど れぐらいそれらを使いこなしているのでしょうか? ある出版社様の有力商品のマーケティングを検討している時に、口コミを仕 掛けるとしてどこに仕掛けるのがより有効か、ということが議論になり、調べ てみました。 まず、リソースとして、2011年12月に株式会社クロス・マーケティングが調 査した『「ツイッターユーザーの実態把握」に関する調査』をご紹介します。 これによると、 ・ツイッターと同時にミクシィのアカウントを保持している割合が最も多いの は、20代社会人。 ・大学生のミクシィアカウント所有率は、男女共に20代社会人に比べて低い。 ・ツイッターと同時にフェースブックのアカウントを保持している割合が最も 多いのは、40代以上の男性社会人。 ・全年齢で女性より男性の方がフェースブックアカウント所有率が高い。 との結果となっているとのことです。 また、ツイッターで「○○なう」あるいは「自分の考えをつぶやく」人は、 大学生と20代社会人で高く、概ね70%近くとなっています。 これらを総合すると、大学生・20代社会人向けの施策を考えるのなら、ツイッ ターは魅力的かと思いました。 また、株式会社マクロミルの運営するブランドデータバンクが2011年8月に 発表した「mixiな人、facebookな人」調査(PDF)、によれば、ミクシィのメイン ユーザーは「親しみやすくポップなもの、ジャパンコンテンツを好む貯蓄家タイプ」 である一方、フェースブックのメインユーザーは「海外ブランドを好み、モノ選び にこだわるアクティブな資産運用家タイプ」とのことです。 私が見ている感じとして、他のソーシャルメディアと異なり、フェースブッ クは年齢層がやや高めで、また、ビジネスパーソンが多いかな、という気はし ており、2つの調査と整合します。 また、ある就職本の編集者の方に、就活生はフェースブックをよく活用して いるともおうかがいしました。「ソー活」という言葉もあるそうです。このあ たり、クロス・マーケティング社の大学生のミクシィアカウントが少ないこと とも合致します。おそらくですが、ミクシィの代わりにグリーやモバゲータウ ンを利用していて、それも影響しているのかなと思います。 フェースブックやツイッター、ミクシィの間でも結構くっきり利用者・利用 のされ方が変わるものだな、ということを改めて認識しました。
この記事は、2012/4/11配信の「出版業界を生き抜く!『ネット活用研究所』」 メルマガの記事を若干修正し掲載しています。「出版業界を生き抜く!『ネット活 用研究所』」メルマガのご購読はこちらから。 すでに様々なメディアで紹介されて話題になっていますが、4月2日に出版 デジタル機構(仮名)が株式会社出版デジタル機構として正式に業務をスタート しました。 設立の目的は、国内にあるすべての出版社を対象に、電子出版の制作・保存・ 配信・販売促進・管理業務を行い、電子書籍市場拡大の為のインフラを整備す ることとなっています。 3月29日に設立発表会が行われました。そのときの様子が下記URLからご覧い ただけます。 http://www.pubridge.jp/info/20120329/ 発表当日には、代表取締役・植村八潮氏(3月末に東京電機大学出版局を退 社して4月1日から専修大学文学部の教授に就任)をはじめとする役員各氏、 出資各社の代表者も合わせた16名が登壇者されました。サービス名は 「Pubridge(パブリッジ)」で「すべての電子書籍端末、すべての書店・出版 社を結ぶ架け橋になりたい」ということで、株式会社出版デジタル機構の設立 が宣言されました。 この発表会では、電子書籍市場の拡大を後押しするということで官民ファン ドの産業革新機構が、最大150億円を出資することが発表されました。また、 4月5日の業界新聞「新文化」によると、講談社・小学館・集英社・大日本印 刷・凸版印刷がそれぞれ3億円の出資を予定しており(講談社・小学館・集英 社は各社2億円追加増資)、早い段階で約170億円になる予定とのことです。 かなりの金額の資金が集まりますが、この大半が電子出版の制作費用となる ようです。 出版デジタル機構は、5年後に100万点の電子書籍を創出して2,000億円を目 標にすると言っていますので、単純に計算しても、制作費用が1点15,000円だ とすると100万点では150億円かかる計算になります。出版デジタル機構は、制 作費用を立て替えて、売上から回収するモデルを考えていますので、最初にこ の制作費用が必要と言うことになります。 現在、この出版デジタル機構に賛同している賛同出版社は、3月末時点で290 社になっています。中小の出版社が、電子出版ビジネスに参入しようとすると 制作費用や著者への印税を含めた売上・印税管理などの管理業務費用などがか かり、積極的に参入できていないのが現状です。この辺の費用や業務をこの出 版デジタル機構が面倒を見てくれるとのことで、今後も賛同出版社が増えてい くでしょう。 制作される電子書籍のフォーマットは、現在一般に販売されているシャープ のXMDFやボイジャーのドットブックおよびEPUB3が中心になりそうです。ただ、 制作費用を抑えるのと早く多くの電子書籍コンテンツを配信するということで、 ページ画像をそのまま貼り付けたコンテンツが多くなる可能性があり、この辺 りが読者にどこまで受け入れられるのかが少し気になります。 いずれにしても、電子出版の動きとしては、過去にない大きな動きになりそ うで、今後の動向に注目したいと思います。 (松)
この記事は、2012/4/11配信の「出版業界を生き抜く!『ネット活用研究所』」 メルマガの記事を若干修正し掲載しています。「出版業界を生き抜く!『ネット活 用研究所』」メルマガのご購読はこちらから。 googleなどでユーザの年齢・性別を当てるサービスがあります。これは、年 齢や性別などで閲覧するサイトが大きく異なることを利用しています。 本や雑誌も、大ベストセラー、大発行部数にならない限りは、対象読者が絞 られ、それぞれは大きく異なっています。 そして、対象読者層により、ネット施策が有効なのか、どんなネット施策が 有効なのかが変わってくるでしょう。 今回の「ネット活用研究所レポート」は、年代・性別や職業などでネット利 用がどのように違うのかをまとめました。 合わせて、ネット利用が2005年→2010年という時間軸の中でどのように変化 しているのかの方向感も押さえています。 以前もこのメルマガでご紹介した『日本人の生活時間』(NHK出版刊)の 2005年版と2010年版を元にまとめました。 『日本人の生活時間』は、男女・年代別・職業別に、平日・土曜・日曜と、何 にどれだけ時間を使っているかを調査した「国民生活時間調査」をもとに、ライ フスタイルをいろいろな切り口で分析した書籍です。 レポートの中から、特に注目すべき調査結果を簡単にご紹介しますと、20代・ 30代の男女でプライベートでのネット利用率が大きく伸びており、平日の利用 者は30%前後となりました。 このうち、男20代の平日の平均利用時間は3時間32分という長さです。これは テレビよりも長く、これより長いものは睡眠・仕事・学業という、必ずせざるを 得ないものしかありません。 この他、レポートでは、20代の人たちがこれだけ長い時間、ネットで何をし ているのか、また、そもそも国民全体の平均ではどれぐらい利用されているの か、逆に、こんなにネットを利用しないライトユーザーはどういう利用をして いるのかを取り上げています。 レポートをご希望の方は、mm[at]dcube.co.jp ([at]は@に置換ください) に「セグメント別で見たネット利用状況」レポート希望の旨お書きいただきメール をお送りください。 お待ちしております。
この記事は、2012/3/27配信の「出版業界を生き抜く!『ネット活用研究所』」 メルマガの 記事を若干修正し掲載しています。 「出版業界を生き抜く! 『ネット活用研究所』」メルマガのご購読はこちらから。 『東洋経済』の最新号がfacebook特集でしたね。 上場の話も含め、再びfacebookの話題が盛り上がって来ました。 それに合わせ、出版社の方々からも会社でもfacebookをはじめようと思って いる、というお声を聞くことが多くなりました。 ただ、その際に皆様がやろうとしているのは、「出版社facebookページ」を 作って、新刊情報やお知らせなどをフィードに流す、というのがほとんどのよ うです。 しかし、それだけではなかなか読者に「いいね」を押してもらうことは難し いと思います。 現実問題として、「出版社」というブランドに対して「いいね」を押す、と いうのは一般の読者であればなかなかないと思われます。 ターゲットが書店、もしくは出版社の周辺の方々であれば、それでも良いと は思いますが、それらの方々へのアプローチがfacebookなのかというと、それ もどうなのかと思います。 facebookはTwitterなどに比べ「リアル度」が高いSNSです。 実名であることから、「個人の情報」を交わすところであって、ニュースな どの「一般の情報」を取り込む場としては使われない傾向があります。 特にコミュニケーションの対象でもない、「一般情報」までタイムラインに 流れてくると、情報が溢れかえってしまいます。 よほど、その出版社に愛着があれば「いいね」を押してでも情報が欲しい、 と思うかもしれませんが、大多数においてはなかなか難しいのではないでしょ うか。 では、出版社がfacebookに手を出すことは無駄なのか、というとそれもまた 違うと思います。 ひとつの解決策は、ターゲットを絞ったジャンルでページ、もしくはグルー プを作る、という方法です。 「出版社」という単位で「いいね」は押さなくとも、ユーザが興味のある 「分野」「著者」などの情報であれば、「いいね」を押す確率は高まります。 また、「グループ」を作ることでターゲットの囲い込みも可能になります。 上記はひとつの例ですが、facebookという「ターゲットが直接見える」ツー ルを使うわけですから、一方的に情報を垂れ流すのではなく、少しでもユーザ とのコミュニケーション(言葉を交わす、という意味ではなく)ができるよう な方法をとらなければ意味はありません。 そのためにもコミュニケーションをとる相手をしっかりと見据えた「ターゲッ ト」戦略が必要になります。 そのあたりを意識して、効果的にfacebookを使っていただければと思います。 (坂)
この記事は、2012/3/27配信の「出版業界を生き抜く!『ネット活用研究所』」メルマガの 記事を若干修正し掲載しています。 「出版業界を生き抜く!『ネット活用研究所』」メルマガのご購読はこちらから。 「最後の藁」という警句をご存知ですか? 駱駝の背中に荷物をいっぱい背負わせて、もうこれ以上は重たくて無理という状態のときに、 一本の藁のように軽い物なら大丈夫だろうと思って載せてしまうと、駱駝の背骨が折れてしまい、 結局はすべての荷物が運べなくなってしまわないよう気をつけよ、という教訓です。 つまり、ほんの少しだからと言って、厳しい状況では少しの負荷を増やすことも注意しなく てはいけない、また、最後の藁を載せたことを悔やむのでなく、もっと大きく影響することに 注目すべき、ということを意味します。 マーケティングでは、購買に直接つながったり、効果の測定できる施策が大きく評価されてし まうことがよくあります。 ある出版社に営業でおじゃました時に、「会社のホームページに金をつぎ込んでも効果はわか らないけど、新聞広告はPOSに出るからね」と言われたことがあります。確かに効果は分かりに くいものの、売り上げに貢献していないはずはないんですけどねえ、とお答えしましたが、会社 的には眼に見えるものが先になってしまうということもよく分かります。 ここ1年ほど、ネットマーケティングでは、アトリビューションという概念が注目されていま す。これがまさに、この問題意識に対応するために生まれてきたものです。 バナー広告で来訪したけど、実際に買うことになったのは検索エンジン広告だったという場合 に、これまでは検索エンジン広告が効果がありましたね、ということになりがちでした。しかし、 訪問者ベースで以前からの来訪状況を追いかけることで、それ以前のバナー広告で一度来訪した ことで商品を認識し、後日、キーワード検索で表示された検索エンジン広告で来訪し購買につな がりましたね、という評価につなげられるようになってきた、ということです。 ただし、アトリビューションを評価するのは大変な作業で、億単位の広告を出稿している場合 でないと効果は見込めない上、いろいろな施策の部分最適化をやりきった次の施策だ、とのこと です。 http://www.attribution.jp/000115.html 出版業界でありそうなのは、ツイッターやフェースブックで知って面白そうだなあ、と思って店 頭で立ち読みした上で購入、という購買行動でしょう。 ECサイトで、ソーシャルメディアを最初のクリックで評価すると1.13ドルなのに対し、最後 のクリックで評価すると0.60ドルにしかならないという調査結果もあります。 http://success.adobe.com/assets/en/downloads/whitepaper/13926_digital_index_social_report.pdf しかし、この測定も、電子的には非常に難しく、ぱっと思いつく方法としては戻りハガキという ことになるのでしょう。これもコスト高でやめる出版社様が多いようで、これも難しいのは事実です。 このような場合、厳密には測れないとはいえ、例えばツイッターの発言に対してのリプライや リツイートなどから効果を推定するなどの方法もとりえます。 面倒なのできちんとフォローできるのは力を入れる商品に限られるかと思いますが、何らかの形で このような購買行動を踏まえた上でマーケ施策を考えていく必要があるでしょう。 (寺)
この記事は、2012/3/14配信の「出版業界を生き抜く!『ネット活用研究所』」メルマガの記事を若干修正し掲載しています。「出版業界を生き抜く!『ネット活用研究所』」メルマガのご購読はこちらから。
『宣伝会議』2012年2月1日号の巻頭特集は「購買行動の変化を捉えた宣伝戦略」でした。この特集の中の記事はネットなどによる消費者心理の変化に対応して、どう宣伝戦略を考えるべきなのか、ということにフォーカスして、どれもとても興味深く読めました。
特に、この中の「それでもマス広告は止められない? 変わる『購買心理プロセス』とアプローチ法」が特に面白かったので詳しくご紹介します。この記事は、カネボウ化粧品、リクルートのSUUMO、日産というナショナルブランドの宣伝業務をご担当されているお三方の鼎談で、日頃の問題意識や、ネットに
限らない宣伝のノウハウがぎっしりと詰まっていました。
私が感心したところは、
・マス広告を出し過ぎると、「そんなところにお金を使っているんじゃない」 とかえって反感を買ってしまう。
・マス広告は打たないと想起されなくなる恐れもあるが打っただけではダメ。
・日産では、全体の半分の車種では全く広告を打っていない。特に強いブランドである新しいGT-Rは典型。
・一般的にソーシャルマーケティングは、2WAYコミュニケーションに重き を置きすぎている。メーカーとしては、情報を求めている人たちがいる場所に、メーカーとして最適な情報を提示するのがファーストプライオリティ。
などです。
ネットというメディアやツールを使いこなし、また大量生産大量消費時代とは違った価値観を持つようになった消費者にどう接していったらいいのか、試行錯誤している様子もうかがえました。
また、これらのナショナルブランドの商品の特性も大きく異なり、それぞれの消費者も違った接し方となることから、読み替えていただいて参考になるところがあると思います。
ぜひご覧になってみてください。
(寺)
この記事は、2012/2/29配信の「出版業界を生き抜く!『ネット活用研究所』」メルマガの記事を若干修正し掲載しています。「出版業界を生き抜く!『ネット活用研究所』」メルマガのご購読はこちらから。
去る2月14日、当社でリニューアル作業を行った、実業之日本社様のコーポレートサイトをリリースしました。http://www.j-n.co.jp/
デザインは、白をベースに黒を差し色として入れ、幅広いジャンルの本を違和感なく並べられるよう考慮しました。
また、書籍・コミックをベースとした電子書籍やiPhoneアプリを多く刊行されているため、書籍・コミックと電子書籍を関連書籍で相互に結びつけ表示できるようにし、読者が購入したい形式で購入できるようにしました。
同時に、リアル書店の店頭在庫確認リンクを設置し、サイトで本を探した後に、ネット書店や電子書籍に加えて、一部書店限定ですが、リアル書店での購入も検討でき、読者の多様なニーズに応えられるよう努めました。
さらに、ネットの利用が進む中で本離れが進んでいるという問題意識から、エディターズ・チョイスのようなコンテンツ発信を行うことで、これらのコンテンツを見た人が本に興味を持ってもらって購入につながるような施策を導入しました。これに加え、戦前からの歴史を紹介する会社小史や実業之日本社トリビア 、などの会社情報の充実を図り、実業之日本社の会社ブランドの強化を狙いました。
ご担当いただいた、マーケティング部/コンテンツ事業部の宮田和樹様からは、「丁寧に戦略定義、要件定義を行なっていただき、今後の当社のネット戦略の礎となるサイトができました」とおっしゃっていただきました。
当社では、単に商品を表示するためにコーポレートサイトを作るのでなく、コーポレートサイトを通して、出版社様の戦略課題の解決にお役立ちできることを目指しています。
単に商品表示をさせるだけでないコーポレートサイトリニューアルをお考えでしたら、ぜひお声がけください。
(寺)
この記事は、2011/12/26配信の「出版業界を生き抜く!『ネット活用研究所』」メルマガの記事を若干修正し掲載しています。「出版業界を生き抜く!『ネット活用研究所』」メルマガのご購読はこちらから。
以前ほど検索エンジン最適化(SEO)対策について言われなくなったようで、SEOに関する新刊もあまり目立たなくなったように思います。
これは、検索エンジンが進化して、小手先のテクニックに反応しにくくなったからではないかと思います。
一方、当社のクライアントのご担当者の方たちとお会いしていますと、出版社様の中でもネットに関わる人が増えてきて、あまりSEOについて詳しくない方もお見かけします。
そこで、大変簡単ではありますが、改めてSEOの基礎知識をまとめてみたいと思います。
検索エンジンは、ある検索キーワードに対しヒットさせるページの表示順位を、大きく2つのロジックに基づいて決めています。1つはそのページでその言葉が重要な意味を持つ言葉であり、また、たくさん出てくること、2つ目は似たようなコンテンツを持つ、外部のサイトから多くのリンクを張られることです。
1つめのロジックは内部SEOなどと呼ばれ、自サイト内の施策となります。そのために、コンテンツ制作にあたって特に重要なのは、狙いたいキーワードに関する文章を充実させ、キーワードを、不自然にならない、全体の5~10%程度の範囲で繰り返し使うこと、一つのテーマで1ページになるようにするこ
となど、があります。
HTML作成上の技術としては、TITLEタグに狙いたいキーワードをできるだけ前の方に載せ、また、文言をできるだけ短くすることなどがあります。
2つ目のロジックは、外部SEOと呼ばれます。外のサイトからリンクが張られるのを高く評価するというのは、要は外部の人に評価されている、ということを意味するので、重要と考えられています。
ただ、外部の人がリンクを張ってくれるというのは、コンテンツがその人にとって有益だから、ということに他なりません。
つまり、1つ目の施策で申し上げた、コンテンツを充実させるということがSEOの基本と言うことになります。
最近はあまり聞かなくなりましたが、かつて、外部からのリンクを張りまくることで検索順位を上げるという有料サービスもありました。このようなサービスを使うとペナルティがあって、かえって検索順位が下がることもあるようです。基本的には地道な努力による順位向上を目指すことをおすすめします。
また、そもそも上位表示を狙いたいキーワードは、アピールしたい読者が検索しそうなキーワードなのか、ということも考えていく必要があります。 これについてはGoogleが有用な無償のツールをリリースしていますので、また別の機会にご紹介したいと思います。
(寺)
この記事は、2012/2/15配信の「出版業界を生き抜く!『ネット活用研究所』」メルマガの記事を若干修正し掲載しています。「出版業界を生き抜く!『ネット活用研究所』」メルマガのご購読はこちらから。
当社で出版社様向けに毎月発行している「ディキューブ ネット活用研究所レポート」で、今回、本のソーシャルメディアを取り上げましたので簡単にご紹介します。
ソーシャルメディアには、フェースブックやツイッター、ミクシィなど、テーマが無限定のものだけでなく、レシピをユーザに投稿してもらうクックパッドや化粧品についての話題が集まるアットコスメのような、テーマを限定するものもあります。
本に限定されたソーシャルメディアもいろいろありますが、「読書メーター」
ブクログの2010年の月間来訪者数100万、PVが700万、また、読書メーターでは2012年1月の数字として、266万人の来訪で、1860万PVとのことです。
これらのサイトは、出版社向けの販促キャンペーンも実施しています。レポートでは、読書メーターについては、先ごろ、芥川賞受賞作の『共喰い』(集英社刊)の献本キャンペーンをされ、さまざまなソーシャルメディアからの引き込みを実現しました。
また、ブクログについては、『鍋カバーつき使いこなしレシピBOOK』(主婦の友社刊)の鍋カバーを活用したレシピ公募と優秀作の電子書籍配布キャンペーンを実施され、特に電子書籍リリース後、閲覧数が増えているそうです。
レポートの本紙では、上記で書ききれなかったブクログや読書メーターのサービスや、実施された販促キャンペーンの詳細を掲載しています。
ご希望の方は、mm[at]dcube.co.jp ([at]は@に置換ください)に「本のソーシャルメディア」レポート希望の旨お書きいただきメールをお送りください。
お待ちしております。
株式会社ディキューブ<http://www.dcube.co.jp/>は、出版業界に特化したウェブ制作会社です。
出版とネットの双方に精通したスタッフが出版社のネット戦略の構築から実行まで、強力にサポートします。